先物取引で負けないために
先物取引の種類
先物取引の種類についてご紹介します。
先物取引の種類
日本の公設先物取引には商品先物取引、金融先物取引、国際先物取引、株価指数先物取引(日経平均先物など)、長期清算取引(1945年8月まで実施)があります。また証拠金取引として取引システムが類似したものとして外国為替証拠金取引(FX)が存在しますが、FXは直物為替先渡取引(先渡し契約:forward)であり先物取引(futures)ではありません。そのため外国為替先物の国内取引所はなく、国際的にはシカゴ・マーカンタイル取引所の為替先物が利用されています。
商品先物取引とは
先物取引といえば、まず商品先物取引をイメージします。日本には現在4つの商品取引所がありガソリン・灯油・軽油などの石油製品、金・銀・白金などの貴金属、アルミニウム・ニッケルなどの非鉄金属、大豆・トウモロコシ・コーヒー・粗糖などの農産物他にも様々な商品の取引が行われています。商品先物取引ではこれらの商品を将来の一定期日に、取りきめた値段で取引することを約束する取引です。将来の取引の約束ですから、一定の期日に受渡し(商品と代金の交換による決済)を行わなければなりません。商品によってその期限は異なりますが、6カ月〜12カ月間です。
先物取引のその他の種類
商品先物取引以外では金融先物取引は外国通貨や金利などを取引の対象にする取引です。債券先物取引は国内外の債券を、指数先物取引は株価指数、債券指数、商品価格指数、消費者物価指数などの指数(どれくらい変動したかを示す指標)を対象にする取引です。先物取引では、実際に商品の受け渡しをせず、過去に決めた先物価格と現時点での先物価格の差額を精算すれば、取引を終了することができます。これを差金決済(さきんけっさい)といいます。先物価格の変動と差金決済を利用した資産運用も広く行われています。